太陽系の惑星の動きから地球の現在地を確認できる地球暦。その地球暦が新しい使い方のアイデアを募集しています。宇宙のリズムを感じながら、地球暦にあなたの時間を刻んでみませんか?
暦は古代に作られたものだと思っていましたが、来年15年周年を迎える新たな暦があります。考案者したのは杉山開知さん。杉山さんは時間に疑問をもち、その問いに答えを出すべく世界の暦や天文学を研究するなかで、地球暦が出来上がったそうです。その過程では、マヤ歴の伝承を受け継ぐ部族の長老に話しを聞きにいかれたのだとか!?
地球暦のコンセプトは、宇宙からみた地球の位置を把握するというもので、地球からみた太陽や月の動きをもとに作られている従来の暦とは違っています。実際には1年の太陽系の動きを1兆分の1に縮尺したものが円盤が描かれていて、これに書き込んでいきます。まさに時空間の地図!
私たちは組織の運営に地球暦を使っていますが、まず変わったことは、日ではなく度を使うようになったこと。「このイベントまであと何度」といった具合です。最近ではスケジュールにぶれや迷いがなくなり、現実が立ち上がってくる感覚があります。
この地球暦は、私たちのように組織の運営で使う以外にたくさんの用途で使われているそうです。学校やグループのスケジュール管理、農業や食べ物とそれらをつなぐトレーサビリティ、生命、環境、林業のサイクルなど。地球のリズムに合わせるものなので、人種や国籍、宗教、職種などに関係なく、誰でも使うことができます。
その地球暦がいま、あなたのアイデアを募集しています。あなたの日常の時間を地球暦に記録して、応募してみませんか?
詳細はこちらをご覧ください。応募期間は11月7日まで。
◎わたしの地球暦 自由探究コンテスト
なお、熊野新道は、この取り組みに協賛させていただいています。